オオムラザクラが波佐見に 大村藩ゆかり、水神宮に植樹

西日本新聞 長崎・佐世保版 平山 成美

 長崎県波佐見町長野郷の水神宮に16日、オオムラザクラが植樹された。オオムラザクラは、国指定天然記念物の原木がある大村市とゆかりのある場所だけに植樹できるとされる。渋江利之宮司(67)の友人らの相談を受けた町教育委員会が、大村市に水神宮との関係を説明して実現した。

 計画したのは大村市の谷川重義さん(67)と小谷猛夫さん(67)、東京都の松本善隆さん(67)で、渋江宮司の中学の同級生。水神宮は大村藩主から雨乞い祈祷(きとう)の命を受けていたという。

 オオムラザクラは外花と内花が2段咲きする珍しい品種。数輪の花をつけた高さ3・5メートルの苗木2本が、境内に植樹された。30年ほど前まで、境内にオオムラザクラがあったという。

 「難しいと諦めていたことが実現し、感無量」と渋江宮司。植樹式に出席した谷川さんは「70歳になって花見ができたら本望」、小谷さんは「花盛りの頃になったら子や孫にも見に来てほしい」と話し、喜びを分かち合った。

 (平山成美)

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