持ち帰り、配達で「はな金は家メシ」 大牟田市が全職員に呼び掛け

西日本新聞 ふくおか版 吉田 賢治

 福岡県大牟田市は16日、新型コロナウイルスの影響に苦しむ市内の飲食店を応援しようと、非正規を含む全職員1200人に、テークアウトや配達サービスの利用を呼び掛けると発表した。市の財政難で休業補償には踏み切れない中で、「少しでもできることを」と独自策を考え出した。

 大牟田商工会議所が、持ち帰り可能な飲食店などをまとめたサイトをネット上に立ち上げ、17日から金曜日の積極利用を促す「はな金は家(うち)メシ」キャンペーンをスタート。市はこれに合わせて職員に積極利用を勧める。メールや庁内放送などで呼び掛けるという。

 市産業振興課は「市職員が率先して取り組み、全市的に活動を広げたい」とアピールしている。

 16日にあった記者会見には、配達サービスを近く始める小料理店「織々(おりおり)」の代表坂上沙織さん(32)も同席。「4月に入り、売り上げは80%減のペース。どの店も融資を受けられるかという不安の中で、慣れないテークアウトや配達サービスに悪戦苦闘している。皆さんの支援で何とか持ちこたえたい」と話した。 (吉田賢治)

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