マスク作りや体操…健康に 中村学園女子中高オンライン授業開始

 中村学園女子中高(福岡市城南区)が16日、全校一斉のオンライン授業を開始した。新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校を受けた措置で、国語、数学など主要科目だけではなく、手作りマスクの作り方や室内でできる体操指導といったコロナ対策に活用できる授業も実施。ICT(情報通信技術)教育に力を入れている強みを生かし、学習支援はもとより、感染防止や心身の健康も保ってもらう考えだ。

 同校は中学が2017年度からiPad(アイパッド)を導入。高校も18年度の入学生から全員にiPadを持たせ、授業や課題の作成、提出などに積極活用している。

 同校のオンライン授業は平日に行い、通信サービス「Zoom(ズーム)」を使用。高校の場合、午前8時半から健康調査などを実施後、午前9時から1時限40分の授業を4時限行い、ホームルーム。午後は1時限45分の自主学習時間を2時限設けている。大半が自宅にWi-Fi環境があるといい、通信環境が整っていない寮生は校内の図書室を利用してオンラインに臨んでいるという。

 16日、高校3年の家庭科では手作りマスクを作製。事前に郵送していた型紙や手ぬぐいなどを使い、生徒たちが黙々とオリジナルのマスク作りに励んだ。

 指導した山本晴香教諭(28)は「生徒たちの顔が見え、集中して取り組んで皆で共有している感覚がいい。オンラインでできる教材をさらに考えたい」と手応えをつかんだ様子。

 高校3年の体育は、ダンス体操を実施。自宅にいる生徒たちは普段外に出られない鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように、教諭の映像に合わせ思い切り体を動かしていた。同校では教員の在宅勤務も実施しており、自宅からの授業配信も計画している。 (郷達也)

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