福岡・上毛町、住民1人に2万円 所得制限なく一律給付

西日本新聞 社会面 浜口 妙華

 福岡県上毛町は17日、新型コロナウイルスの感染拡大に対する経済対策として、住民1人当たり一律2万円を給付すると発表した。所得制限などは設けず、5月下旬の支給開始を目指す。町によると、自治体で住民へ一律給付するのは全国でも珍しいという。

 町の人口は3月末現在で7608人。支給対象は5月1日時点での住民基本台帳登録者。同月中旬から申請を受け付け、原則として世帯主に給付する。

 予算規模は約1億6千万円と見込み、町の貯金に当たる財政調整基金を財源に充てる。同基金の積立額は3月末時点で、22億6335万円。町は2万円給付を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を24日の臨時会に提案する。

 ふるさと納税を積み立てた基金も3月末で約12億円残っていることなどから、新型コロナウイルスの影響が長引けば、第2弾の給付も検討する。

 坪根秀介町長は「町は財政的に余裕があり、今使わずしていつ使うのか。住民は感染の不安のみならず、会社の休業などにより、心身共に限界に達しており、生活を守るため、金銭的な支援策を講じる」と話す。 (浜口妙華)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ