休校中でも「つながるがっこう」 フリースクール主宰者らが運営

西日本新聞 ふくおか都市圏版 後藤 潔貴

「お互いを思い、励まし合う場に」

 インターネットを介し、子どもや大人が一緒に勉強したり遊んだりするウェブサイトがある。発案者は、九州で教諭経験のあるフリースクールの主宰者。新型コロナウイルス感染拡大防止のため学校に行けない児童生徒に、「人とつながる場所」を提供している。

 ネット上で今月13日に始まったのは「つながるがっこう」。小学生から高校生まで30人が在籍する。オンラインビデオ会議システムを使って、月曜-金曜の午前10時45分~午後0時45分の2時間、アドバイザーの大人たちとパソコンやスマートフォンの画面越しに顔を見合わせながら、学校から出された課題に取り組んだり、一緒にしりとりやゲーム、会話を楽しんだりしている。

 発案したのは群馬県館林市でフリースクールを開いている安楽岡(やすらおか)優子さん(42)。学びを止めず、人とつながりながら前向きに日々を過ごせる場を提供しようと、交流のある全国の教育仲間たちに呼び掛け、応じた大人計12人がアドバイザーを務めている。

 いずれも元教員や保育士などで、学習のアドバイスもお手の物。筑紫野市で自然体験教室「山人クラブ」を開いている冨永奈美さん(45)もその1人。「人との会話がない不安を子どもたちから取り除き、生活のリズムをつくることで、学習習慣が損なわれないよう促すこともできる」と活動の意義を話す。「大人の目がある安心感の中で、多様な人とつながれる貴重な機会」などと保護者からも好評という。

 「お互いを思い合えたり励まし合えたり成長しあえるような学び場になれば」と安楽岡さん。つながるがっこうは5月6日まで。しかし状況次第で延長もあるという。

 参加無料だが、トラブル防止のため申し込みが必要。運営費の寄付も受け付けている。問い合わせはメール=tunagarugakko55@gmail.com=で。

(後藤潔貴)

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