「フードパントリー」をご存じだろうか…

西日本新聞 ふくおか都市圏版 御厨 尚陽

 「フードパントリー」をご存じだろうか。企業から寄贈された食品を生活困窮家庭に無償配布する地域の支援拠点という意味で、米国の貧困対策として知られている▼新型コロナウイルス拡大の影響で、食事の提供を休止していた県内の子ども食堂がフードパントリーの活動を始めた。食堂の利用者やひとり親家庭に米やインスタント食品などを配っており、保育園児の娘2人を育てているシングルマザー(40)は「かつかつで生活しており、本当に助かる」と喜んでいた▼家計が厳しくなった時、削られやすいのが食費だ。休業や失業に追い込まれる家庭が増える中、子ども食堂の活動は頼もしい。臨時休校で給食がなく、おなかをすかせている子どもがいる。善意が届いて、空腹とともに心も満たしてほしい。 (御厨尚陽)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ