家業で“実習”両親と野菜作り 糸島農3年の男子

西日本新聞 ふくおか都市圏版 竹森 太一

 糸島農業高農業技術科3年の平野雄樹(ゆうき)さん(17)は、臨時休校で空いた時間の多くを野菜作りに忙しい両親と一緒に畑で過ごしている。卒業後は家族3人で営農に取り組む覚悟で「一足早く、予行演習できている」と前向きだ。

 23日午後、福岡市西区太郎丸のジャガイモ畑。「土寄せは何のためにやりようか分かるか」。かまを持つ雄樹さんに、父親の好幸さん(42)が問い掛けた。

 午前中に自宅学習を終え、畑に出た雄樹さん。「学校の実習は作業に追われる面があるけど、ここでは作業のこつや意図、その後の収量の違いまで実地で教わっています」。

 40アールの畑でオクラなどを栽培する好幸さんは「小農家はどこも人手が足りない。息子に助けられています」と感謝。母親の由里子さん(42)も「心強い」と笑顔を見せた。

 「何の苦もありません」。雄樹さんは休校後、毎日3~5時間ほど、土と向き合っている。 (竹森太一)

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