PCRセンター5月開設へ 熊本市と市医師会、市有地を活用

 新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、熊本市と市医師会が協力して開設準備を進めているPCR検査に特化した「地域外来検査センター」(仮称)の概要が明らかになった。市によると、建設予定地は市所有の「食肉センター跡地」(中央区)。5月中の運用開始を目指すという。

 従来、感染の疑いがある場合、医療機関や患者本人が帰国者・接触者相談センター(保健所)に電話相談し、必要と認めた場合に帰国者・接触者外来で検体を採取。市環境総合センターでPCR検査を行ってきた。

 新たな仕組みでは、患者はかかりつけ医に電話相談し、診察で感染の疑いがあると判断すれば検査センターを紹介。同センターで速やかに検体採取とPCR検査ができるようになる。車に乗ったまま検体採取ができるドライブスルー外来の運用も検討している。

 検査センター開設によって、かかりつけ医の判断で保健所を通さずにPCR検査が可能となる一方、感染者数の増加も見込まれる。大西一史市長は「県と協力、調整しながら、病床確保や無症状や軽症者の受け入れ先の確保を進めたい」と話した。

 (古川努)

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