取材拠点の支局がある福岡県糸島市に“移住”して半年余り…

西日本新聞 社会面

 取材拠点の支局がある福岡県糸島市に“移住”して半年余り。玄界灘に面して豊かな自然に恵まれ、新鮮な魚介や野菜が身近に手に入る環境をありがたく思っている。市内各所の産直市場は、地域の今を知る絶好の学びの場だ。

 「冬の玄界灘はしけが続き、ほとんど漁に出ることができんけんね」。カキ小屋の運営に精を出す漁業者の言葉は、冬期の入荷が少ない漁協直売所の陳列ケースが裏付ける。他方、天候不順による育苗の遅れは、後に旬の野菜が一気に出回ることにつながったようだ。消費者としては安値になり助かるが、農家にとっては死活問題。地域を取材する側も天候に敏感になる。

 最近、なじみのなかったアブラナ科の「のらぼう菜」を手に取った。生産者はビタミンや鉄分が多い特徴のほか、お薦め料理を記したシールを袋に貼ってアピール。「おいしいから食べて!」という農家の意欲が伝わり、応援したくなった。 (竹森太一)

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