「赤ちゃん返り」も…子が外出自粛でストレス 医師に聞く対処法

西日本新聞 本田 彩子

 新型コロナウイルスの感染拡大で学校の休校が長期化し、外出の自粛も求められ、ストレスや不安を感じている子どもたちがいる。子どもが抱えるストレスに、大人はどう向き合えばよいのだろうか。

 小児科医で、国際医療NPO法人「ジャパンハート」(東京)理事長の吉岡春菜さんは、不安や恐怖心は「知らないこと」「分からないこと」から生まれるとして、新型コロナウイルス感染症をきちんと子どもに説明してほしいと強調する。「せっけんでしっかり手を洗えば、ウイルスは手から消えて感染しにくくなる。人間の体には免疫力があり、しっかり寝て、食べることで免疫力は高まる。病気を正しく理解し、できる対処法があることを伝えてあげてほしい」と話す。

 子どもは不安な気持ちを言葉でうまく表現できず、遊びの中などで表現することがある。東日本大震災(2011年3月)の際に津波ごっこをする子どもがいたように、今回も電車ごっこで緊急事態宣言のアナウンスをしたり、お医者さんごっこで「コロナにかかったから死にます」と言ったりする子どももいるという。吉岡さんはこれについて「不安やストレスを処理するための儀式のようなもの」と指摘。問題のない遊びととらえ、「不謹慎と思うかもしれないが、理解した上で見守ってほしい」。

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