糸島市の11駐車場閉鎖 連休中の観光地、漁港は釣り禁止

西日本新聞 ふくおか版 竹森 太一

 福岡県糸島市は27日、大型連休中の市外からの人出による新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、主要観光スポットにある市設駐車場11カ所(約550台)を閉鎖すると発表した。来訪者が増えている漁港での「釣り禁止」も打ち出した。月形祐二市長は「今が大事な時。期間中は、観光や遊びで糸島を訪れないようにしてほしい」と話している。

 市設駐車場の閉鎖期間は4月29日~5月6日の予定。市は当初、福岡市近郊の「インスタスポット」として人気の二見ケ浦や芥屋地区など海岸部の駐車場5カ所に限り閉鎖する方針だったが、25、26日の週末は山間部も含め、多くの人出があった。

 このため、「雷山観音前バス停駐車場」や加茂ゆらりんこ橋といった山間部6カ所を含め、広域で利用を制限することにした。

 同市の対応を踏まえ、国土交通省福岡国道事務所も国道202号沿い二丈地区にあるパーキングエリア2カ所(計28台)を閉鎖する方向で調整している。

 市内の漁港については、特に野北漁港の波止場に釣り客が集まり、地元住民から懸念の声が上がっていたという。市は同漁港の有料駐車場を「利用中止」とし、25日以降、市条例に基づき、市内漁港施設でのレジャーを禁止する対応を取った。

 市内では、糸島農協の直売所「伊都菜彩」が25日から、入場制限などの感染防止対策を実施している。同店によると、26日昼前には入場まで約1時間かかったという。担当者は「農家のために営業を継続したい。そのためにも(家族連れなどは)最少人数で入店してほしい」と呼び掛けている。 (竹森太一)

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