水俣病 慰霊式は延期、乙女塚は開催 5月1日で公式確認64年 

西日本新聞 熊本版 村田 直隆

 水俣病は5月1日、公式確認から64年を迎える。熊本県水俣市での犠牲者慰霊式(市と実行委員会主催)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い延期され、開催日は未定。患者団体「水俣病互助会」は今年も、同市袋の乙女塚で独自の慰霊祭を規模を縮小して営む。

 これまで熊本、鹿児島両県が認定した患者は2283人(うち1961人が死亡)。水俣病被害者救済法などに基づく一時金の支給対象となった被害者は4万人を超える。

 40回目となる乙女塚の慰霊祭は午後1時半から、感染予防対策として規模を縮小し開催。犠牲になった全ての命に祈りをささげる。

 行政主導の慰霊式は、天皇即位日に重なった昨年も開催日を延期し、5月1日は会場に献花台を設置した。しかし今年は、人が集まるのを避けるため、設置を見送った。

 水俣病は、化学製品を作るチッソ水俣工場が海に流したメチル水銀が原因の公害。水俣保健所に「原因不明の患者発生」が報告された1956年5月1日を公式確認日としている。 (村田直隆)

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