玄界島殺害、知人の男を参考人聴取 関与ほのめかす 福岡県警

 福岡市西区玄界島の旧市立玄界中の校舎内で近くの中村テイ子さん(82)の他殺体が見つかった事件で、島内に住む中年の男が関わった疑いが強まったとして、福岡県警が重要参考人として任意で事情聴取を始めたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。男は中村さんと顔見知りで、殺害への関与をほのめかしているという。

 捜査関係者によると、中村さんは旧校舎1階で発見され、首には複数の損傷があり、頭部にも出血を伴う傷があった。県警は30日午前から司法解剖し、死因の特定を進める。

 県警によると、中村さんは夫と2人暮らしで、28日夜を最後に行方が分からなくなっていた。29日午前7時ごろに夫が不在を知ったが、普段から朝は旧校舎近くの畑で作業することが多かったため気に留めなかったという。午前11時半ごろ、約束があったのに自宅に戻らなかったことから、夫が親族の男性と一緒に島内を捜した。男性が旧校舎の屋内で意識不明の状態で倒れている中村さんを発見し、110番した。

 中村さんと同級生の女性は「28日に会ったのが最後だった。新型コロナウイルスが流行する前は2、3日に一度は会い、公民館でのカラオケや体操に行った。料理の差し入れをしてくれ、優しくて面倒見の良い人だった」と悼んだ。(木村知寛、小川勝也、西村百合恵)

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