消毒液に使える高濃度製品を寄贈 八鹿酒造、大分県医師会に

 八鹿酒造(大分県九重町)は、消毒液として使える高濃度エタノール製品「八鹿アルコール66」(720ミリリットル)を県医師会に千本寄贈した。新型コロナウイルスの感染拡大で消毒用アルコールが不足する中、同社は医療機関だけでなく、一般販売も見据えている。

 厚生労働省は、高濃度のアルコール製品を特例として消毒用に使えると認めている。同社は蒸留酒「スピリッツ」の製造免許を持たず、高濃度のアルコールを度数66度まで薄める手法で製造。医療機関への販売を優先的に行い、8日からの出荷を目指す。同中旬以降は同社のウェブショップで一般向けにも販売する方針。価格は未定という。

 4月30日に同社幹部らが県医師会を訪れ、製品を手渡した。製品は医師会から各医療機関に配布される。同会の近藤稔会長は「消毒液が手に入らず苦労しており、ありがたい」。同社の麻生益寛専務は「医療の力になればうれしい。休業する飲食店が増え、酒造会社への打撃も大きい。早く、皆が笑顔でお酒を飲める日が来るよう願っている」と話した。 (岩谷瞬)

関連記事

大分県の天気予報

PR

開催中

新春掛軸展

  • 2022年1月20日(木) 〜 2022年1月26日(水)
  • ギャラリーやすこうち

PR