お笑い芸人「ぺこぱ」をご存じだろうか…

西日本新聞 社会面 原田 克美

 お笑い芸人「ぺこぱ」をご存じだろうか。昨年の漫才コンクール「M-1グランプリ」で上位3組に残ったコンビ。優しいツッコミが斬新だ。乗ろうとしたタクシーに衝突されると「どこ見て運転してんだよ、って言える時点で無事で良かった」。演じる役を間違える相方のボケに「間違いを認められる人になろう。間違いは古里。誰にでもある」。思わず笑ってしまう。

 コロナ禍の影響なのか最近、大分総局に心が波立つ内容の電話がかかることも。だが、ぐっとこらえ、ぺこぱ流に発想を変えて心の中で自分に言い聞かせる。一方的に大声で怒鳴りまくる相手には「うるさい、って思わせるほど元気で何よりです」。「表現がおかしい」と指摘されれば、「新聞を隅々まで読んでいただき、ありがとう」。

 怒りの連鎖に加わったり、疑心暗鬼になったりすれば、ウイルスの「2次被害」に陥ってしまう。ぎすぎすした社会はごめんだ。(原田克美)

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