長崎停泊のクルーズ船、陰性乗員の帰国始まる

西日本新聞 社会面 岡部 由佳里 坪井 映里香

 長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼工場に停泊するクルーズ船「コスタ・アトランチカ」内で新型コロナウイルスの集団感染が起きた問題で、検査で陰性だった乗員のうちインドネシア国籍の乗員44人が3日に下船し、空路での帰国を始めた。検査した乗員623人はフィリピンや中国、インドなど約30カ国に及び、政府は相手国と調整し、陰性者を順次帰国させる。

 長崎県によると、陰性のインドネシア国籍の乗員は61人だったが、17人は船の維持管理業務などのために残る。帰国者は県のサーモグラフィーカメラでの検温を済ませ、同日夜にバス3台に分乗し、長崎空港に向かった。医療スタッフ2人が同乗するチャーター機で羽田空港を経由し、4日朝にインドネシアに到着する見通し。

 また同市は、帰国などのために先に乗下船していた乗員を乗せたタクシー運転手19人全員の健康観察を終えたと発表した。全員が陰性だったり、体調の異常がなかったりしたことを確認したという。 (岡部由佳里、坪井映里香)

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ