米国の政治学者イアン・ブレマーさんが先日、新型コロナウイルスが…

 米国の政治学者イアン・ブレマーさんが先日、新型コロナウイルスが国際社会に与える影響について通信社のインタビューを受けていた。ブレマーさんは米国の指導力が低下した「Gゼロ」後の世界到来を予見したことで知られる

▼「これは単なる景気後退ではなく、地政学的な後退」などと専門的に分析していたブレマーさんだったが、最後に「そして犬だ。犬は重要だ。もし犬を飼ってないなら飼うべきだ」と発言。国際政治の専門家による唐突な「犬推し」に一瞬、あっけにとられた

▼ブレマーさんはNHKの緊急対談番組でも、国際情勢を総括した後で犬を飼う重要性に言及。インタビュアーが「どういう意味ですか」と問うと「一緒にいると気が落ち着きます。ばかばかしいと思うかもしれませんが、実効性があります」

▼残念なのはインタビュアーが「猫でもいいですか」と聞かなかったことだ。発言の趣旨から察すれば、たぶん「猫でもいい。ウサギでも」と答えたと思うが

▼新型コロナがもたらした突然の巣ごもり生活。社会的動物である人間にとって、他者とつながる機会が減るストレスは大きい。そんな時、そばにいてくれるペットのありがたさが身に染みる

▼ただ、ペットが飼えないアパート住まいの身では、その恩恵をこうむれないのが残念だ。ネットで犬の動画を見るのはどうだろうか。この難局を乗り切るのに、動物の力も借りたい。

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