営業自粛「もう限界」 緊急事態宣言延長に福岡の飲食店悲鳴

西日本新聞 社会面 野間 あり葉 井崎 圭 西村 百合恵 宮崎 拓朗

 いつまで自粛生活は続くのか-。緊急事態宣言が今月末まで延長されたことを受け、「特定警戒都道府県」に指定されている福岡県内では引き続き、百貨店やナイトクラブ、パチンコ店などの特定業種が休業を余儀なくされる。営業再開を心待ちにしていた居酒屋やスナックからは「これ以上は耐えられない」との悲鳴が相次ぐ。

 「店を始めないと、もうやっていけない」

 緊急事態宣言の延長を聞き、福岡市の歓楽街・中洲でスナックを営む女性(52)は肩を落とした。休業して1カ月。無収入の中、家賃などの固定費が数十万円かかる。「(資金が枯渇するまで)残された時間は少ない。何もしなくてもお金が入る政治家には、底辺の人たちの生活が分からんのやろうね」

 同じく中洲でスナックを経営する70代女性は、国民年金に加入していないため収入が途絶え、貯金も底を突いた。入居するビルのオーナーが家賃1カ月分を免除してくれたが自宅マンションの家賃を支払う当てがない。「これから先、どうやって生きていけばいいのか分からない」と嘆いた。

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