福岡県の分散登校は21日めど 休校延長、九州各県で分かれる対応

西日本新聞 社会面

 新型コロナウイルスに対応する政府の緊急事態宣言の延長を受け、福岡県は4日、県立学校の臨時休校を31日まで延長することを決めた。市町村立学校や私立学校に対しても、県立学校に準じた取り組みをするよう要請する。福岡、北九州両市の教育委員会は市立小中高校、特別支援学校の臨時休校を31日まで延長することを決めた。

 県は宣言延長期間が始まる7日から2週間後の21日をめどに、学年や学級別に登校日や時間をずらす「分散登校」の実施を目指す。県内4地域ごとの感染状況などを踏まえ、専門家の意見を参考に実施可能かどうかを判断する。部活動も休校中は再開しない。

 宮崎県は4日、高校など県立学校の休校を24日まで延長することを決めた。25日の完全再開へ向け、11日以降は校長の判断で学習活動が可能な登校日を設定できるとし、時差登校や分散登校を実施する。

 一方、大分県は4日、県立中学・高校を11日から再開することを決めた。県内の感染状況が落ち着いていることなどを踏まえ、「今ならば感染防止と学校再開は両立できる」(広瀬勝貞知事)と判断した。当面の間、学年ごとに登校日を設け分散登校とする。授業はクラスを半分に分け、原則午前9時から午後4時半まで。登校時の公共交通機関での混雑を避けるため、大分市などで住宅地と中心部を結ぶ大型バスも臨時運行する。

 部活動は登校日の生徒だけ許可する。合宿や他校との練習試合などは禁止。今月中は宿泊を伴う学校行事も中止、延期とする。

 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は4日、県庁で記者団に「学校は11日から再開する方向で検討している」と述べた。5日の対策本部会議で、11日からの県立学校の再開を決定する見通し。

 熊本県では小中高校などの31日までの休校が決まっている。蒲島郁夫知事は学校再開時期を前倒しする可能性について「子どもの健康を守ることが保護者の最大の目標。学校に関しては度々の変更は難しいと思う。ただ、その判断を100パーセント排除しないことも大事」と述べた。佐賀県、長崎県は近く対応を発表する。

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