波佐見焼がネット販売に力 陶器まつり延期、限定値引きに好反応

西日本新聞 長崎・佐世保版 平山 成美

 新型コロナウイルス感染症の拡大で受注減が続く波佐見焼の窯元や商社が、ネット販売に力を入れている。大型連休の波佐見陶器まつりは延期になったが「家でゆっくりとお気に入りの品を探してほしい」とPR。反応はよく、在庫がなくなる商品も出ている。

 波佐見陶器まつり協会(長崎県波佐見町)は4月末から、ホームページに約40の窯元や商社のネットショップを掲載。多彩な日用食器を期間限定の値引き、送料負担、福袋販売などでアピールしている。

 30万人以上が訪れる陶器まつりの延期は、波佐見町の窯業界にとって大きな痛手。首都圏のデパート、結婚式の引き出物などの注文キャンセルも相次ぐ。

 「夏まで注文ゼロも覚悟している。どうやって乗り切るかが最も気掛かり」と藍染窯社長の樋渡常司さん(40)。休止していたショップページを再開し、通常の3割引きで販売すると、想定以上の注文が届いた。

 波佐見陶器まつり協会の特設ページは、開設から3日で3万件のアクセスがあった。事務局の山下雅樹さん(43)は「波佐見に買いに来てもらうことはできないが、ネットを使って1個でも多くの生産に結びつけたい」と話す。 (平山成美)

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ