「日本一」地ビール、こだわりの風味 門司のメーカーが製造

 少し濁りのあるビールをグラスに注ぐと、ふわっとバナナのようなフルーティーな香りが漂う。口に含むと、意外にもしっかりとしたボディ感。それでいて後味はすっきり。専門家をもうならせた「日本一」のビールが、北九州市門司区の地ビールメーカー「門司港レトロビール」で作られている。

 商品名はドイツ語で小麦を意味する「ヴァイツェン」。ドイツ伝統のビールで、原料に大麦ではなく小麦の麦芽を使うのが特徴。小麦の豊富なタンパク質が濁りとなってビールの風味や甘さを引き立てる。ヴァイツェンは、同社が創業した1998年からの主力商品だが、当初は品質が安定せず苦労も。酵母の量を変えるなど20年以上にわたって改良を続けている。2019年にはついに、専門家による利き酒などでビールを評価する「全国地ビール品質審査会2019」(全47社110品)で最高賞を獲得した。

 風味を保つため、賞味期限を瓶詰めから40日後に設定するなど、鮮度の維持には特にこだわっている。「ドイツの田舎にある醸造所のビールに近い味」(峯松幸之助醸造部長)で、グラス一杯のビールで本場ドイツに旅した気分になれるかも。

 ビールは1本330ミリリットル。注文はホームページから。門司港地ビール3本セット(税込み1760円)など。備考欄でビールの指定ができる。同社=093(332)5155。 (岩佐遼介)

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