サザエ飯で医療従事者にエール 漁協など、臼杵市の病院に贈る

 新型コロナウイルスの感染症対策の最前線で頑張っている医療関係者を応援しようと、大分県漁協臼杵支店などは、同県臼杵市の市医師会立コスモス病院にサザエ飯100パックを贈った。感染患者を受け入れたことから、同病院の職員はいわれなき風評被害を受けて心を痛めてきたといい、病院関係者は「地元の支援は勇気づけられる」と喜んだ。

 同病院には1日現在医師14人、看護師約160人が勤務しており、約140人の入院患者がいる。感染患者を受け入れた影響で職員の家族が地域で風評被害に遭ったほか、下田勝広院長によると、いつどこで感染者が発生するか分からない精神的なストレスが職員にたまっているという。

 地元産サザエは、新型コロナの影響で出荷量が減少。今回は県漁協の協力を得て、サザエ約20キロを市などが安く買い取り、地元JAがコメ10キロを提供するなどして、支援のサザエ飯を作った。

 病院に1日にサザエ飯を持っていった県漁協臼杵地区漁業運営委員長の小松兼丸さん(65)らは職員の苦労をねぎらい、「食べてください」と100パックを下田院長に手渡した。下田院長は「うれしいですね。地域の人から頼られており、その役割の重さを感じます」と話していた。(稲田二郎)

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