尼崎JR脱線事故が起こった日…

 尼崎JR脱線事故が起こった日、就職活動の面接で大阪にいた。担当者が「安否を心配する電話がかかってくるかもしれない。面接の途中でも必ず出て」と呼び掛けていたことを覚えている。今年の4月25日は事故から15年の節目だった。風化を懸念する声も上がった▼その4日後。西鉄甘木線では踏切の遮断機が下りずに電車が通過した。発端は赤信号の見落とし。自動列車停止装置(ATS)が作動して電車が止まったが、「気が動転した」という運転士は運転指令に報告せず、非常ブレーキを解除して運行を再開。そして踏切を通過した▼幸いけが人はなかったが、大事故につながる恐れもあった。運転士はなぜそういう判断をしてしまったのか。西鉄にはその背景にこそ目を向けてもらいたい。 (斉藤幸奈)

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