苦境の農家のため…食のヒーローが奮闘 40代男性が「変身」

西日本新聞 ふくおか版 米村 勇飛

 新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に立つ農家も多い中、農家や飲食店関係者の力になろうと、食のヒーローが北九州市を中心に活動している。農家で手伝いをしたり、料理番組に出演したり。「困っている人々の力になるぞ」と張り切っている。

 ヒーローの名は「食神坊風土(クイシンボウフード)」。「日本の食と水を伝え、守る」をコンセプトに、今年1月誕生した。正体は秘密だが、仮面ライダーなどの特撮ヒーローが好きという同市在住の40代男性が「変身」。男性は農産物の商品開発などに携わる「6次産業化プランナー」や、調理師の資格も持っているという。

 食神坊風土は週末を中心に活動し、4月からは地元ケーブルテレビで料理番組を担当。知人の農家の手伝いにも行き始めた。

 トマト狩りを行う農園「Nature」(同市若松区)では、消毒の徹底など同園の感染症対策を来園者に伝えた上で、トマトを手渡ししている。同園の天野克寛園長は、ヒーローの活躍で「農家の感染拡大防止への取り組みが広まってくれたらいい」と期待。食神坊風土は「食に関わる人々のさまざまなコロナ対策を知ってほしい」と力を込める。

 料理番組は現在、新型コロナの影響で収録ができず休止中。出演の問い合わせなどは、公式フェイスブック=https://www.facebook.com/FOOOD47ef/ (米村勇飛)

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