人形1万体に別れ 飯塚・曩祖八幡宮で供養

 使わなくなった人形やぬいぐるみを供養する「筑前人形感謝祭」が10日、飯塚市の曩祖八幡宮であった。知名度が年々高まり九州を中心に全国から約1万体の人形が集まり、参加者は人形との別れを惜しんだ。

 感謝祭は1995年、同市本町商店街の「人形のえびすや」に人形の処分方法について相談が寄せられたことを機に、商店主らが実行委員会を組織して始めた。今年は新型コロナウイルス感染を考慮し、子どもによる舞の奉納などは中止、参加者を減らして行った。

 神事の後、生まれたときに祖母からもらったひな人形を火に投じた福智町の主婦二場知恵さん(37)は「最近はスペースがなくて飾れずにいたので、せめて供養ができたらと思って来た」と話した。実行委は「人形を手放すのは、結婚や故人となった贈り主をしのぶときなど人生の節目が多い。そういう区切りを迎えた人たちのことを考え、今年も開催した」とした。 (長美咲)

福岡県の天気予報

PR

開催中

2022酒器展

  • 2022年1月12日(水) 〜 2022年1月24日(月)
  • 福岡三越9階岩田屋三越美術画廊

PR