スマホで防災情報一元管理 地震教訓に新システム、熊本市が運用

西日本新聞 熊本版 古川 努

 熊本市は、熊本地震の被災経験と教訓を生かした新防災情報システムを導入した。地図上に気象や河川の情報などを組み合わせて表示し、現場から届く被災状況のデータや写真、市民からの情報提供も一元的に管理できるようになった。市民の命を守る迅速な災害支援に生かす。

 新システムは4月30日に運用開始。情報収集能力の向上が最大の利点だ。河川の氾濫や土砂崩れ、道路崩壊などの現場から、職員らがスマートフォンで被害情報を入力し、写真も送信可能。避難所の開設状況や避難者数などもスマートフォンで報告、把握できる。

 集められた情報は消防からのデータも取り込んで一元管理し、災害対策本部で活用。市長や危機管理担当者が災害対応の判断材料とする。避難勧告・指示や避難所の情報などは市ホームページ「防災情報ポータル」で市民に公開する。

 4年前の熊本地震の際は、紙の地図上に情報を書き込んだ付箋紙を貼り付けるアナログ方式で、情報管理に苦労したという。市危機管理防災総室の伊藤暢章審議員は「災害対応力が強化できた。出水期までに使いこなせるよう訓練し、万全の態勢を整えたい」と話した。 (古川努)

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