「いじめ防止方針」改訂へ 高3自殺の再調査受け、熊本県教委

西日本新聞 熊本版 壇 知里

 2018年5月に熊本県北部の県立高3年深草知華(ともか)さん=当時(17)=がいじめを理由に自殺した問題で、県教育委員会の定例会議が12日あり、4月末の再調査報告書で示された再発防止策を踏まえ、県のいじめ防止基本方針を改訂することが報告された。7月中に具体的な内容をまとめる。

 再調査は、昨年3月の県教委の調査結果を不十分とする遺族の要望を受け、県の調査委が実施。蒲島郁夫知事に提出された報告書は、深草さん本人や遺族への対応などについて、学校や県教委に問題があったと指摘。外部専門職の活用や相談体制の充実、加害生徒への指導強化などを提言していた。

 この日の会議では、再発防止策として(1)自殺事案発生時の公表方法などをまとめた対応マニュアルを改訂し、6月上旬にも各学校に周知(2)児童生徒が気軽に相談できる教職員を育成するため、8月末にも生徒指導主事向けの研修会を実施(3)スクールロイヤーの導入検討-などが報告された。委員からは「生徒が『解決したよ』というまでフォローしてほしい」などの意見が出た。

(壇知里)

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