「大火砕流」の写真募集 島原・がまだすドーム

 1991年6月3日の雲仙・普賢岳の大火砕流から29年を迎える。長崎県島原市平成町の雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)は噴火災害を次世代に伝承する企画展「災害から29年 あの当時を振り返る写真展」を今年の「いのりの日」(6月3日)に合わせて開くため、災害を記録した写真を募っている。

 記憶の風化が進んでいることから、未来を担う子どもたちに被災当時の様子を写真で伝える狙いがあり、期間は6月2日~7月5日。家庭などに眠っている写真を掘り起こし新たな資料としても活用する。

 噴火当時の普賢岳や溶岩ドームの姿、火山灰や土石流による被害、避難所の生活、被災前の水無川流域や千本木地区の町並み、普賢岳の自然景観…。噴火や災害にかかわる写真を幅広く募集。1人1~3点を想定しており、寄せられた写真や同館の収蔵写真と組み合わせて展示する。受け付けは電子メールによるデータ送付か、直接の受け渡しで。出品無料。募集期間は今月25日まで。

 同館は「失われた町並みなど噴火の前後の変化や、被災時の人々の暮らしに密着した展示で災害を伝えたい」としている。問い合わせは同館=0957(65)5555。

(真弓一夫)

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