「死亡の恐れも」ペットの縫い針誤飲、相次ぐ 布マスクの手作りで

西日本新聞 社会面 高田 佳典

「ペットのいない部屋で作業して」

 新型コロナウイルス対策のために家庭で布マスクを作る際、縫い針をペットの犬や猫が誤飲したり、針が脚に刺さったりするケースが相次いでいることが、沖縄県獣医師会(工藤俊一会長)の調査で分かった。同会は「最悪の場合、死につながる。作業はペットがいない部屋で行ってほしい」と注意を呼び掛けている。

 飼い主の行動や生活の変化がペットに与える影響について、会員の74動物病院にアンケートした。それによると、4月から5月初めにかけて、マスクを作る途中でペットが針や糸、布を誤って食べたケースが8件、近くを歩いていたペットの脚に刺さったケースが1件確認された。いずれも手術し回復しているという。

 同会小動物部会長の川満武聡獣医師は「手術は大きな負担になるし、放置すれば腸閉塞(へいそく)や臓器に穴が開き死亡する恐れもある。新型コロナの感染防止策としてマスクはとても重要だが、作るときは配慮してほしい」と話した。

(那覇駐在・高田佳典)

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