カササギを直方市で放鳥 愛鳥週間、獣医師が保護

 愛鳥週間(10~16日)中の13日、福岡県直方市畑のアミノ動物病院獣医師で福岡野生動物保護センター長の網野泰蔵さん(77)が、4月末から保護していたカササギ2羽を、同病院近くで放鳥した。

 カササギは「カチガラス」とも呼ばれ、佐賀県の県鳥として知られる。成鳥で体長45センチほど。鞍手町内の電柱に作られた巣から側溝に落ち、衰弱していたところを地元住民が保護して同病院に持ち込んだという。2羽とも網野さんの手当てで回復し、看護師の手から元気に大空へはばたいた。

 網野さんは「3月にふ化し、巣立ちする直前の、ちょうど飛行訓練が必要な時期に保護されたようだ。カササギを見たのは久しぶりで、生息域がこの辺りにまで広がっているのではないか」と話す。

 病院に併設する同センターでは昨年、車や建物への衝突、幼鳥の巣からの落下、猫に傷つけられるなど、さまざまな理由で65羽の鳥を救護し、21羽を野生に返した。今年の放鳥はこの日が初めてという。

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