商業再開へ始動、九州の駅ビル 西鉄は通常ダイヤへ

西日本新聞 鬼塚 淳乃介 仲山 美葵 布谷 真基

 新型コロナウイルス感染に関する緊急事態宣言の解除表明を受け、休業を続けてきた九州の駅ビルなどの商業施設は営業再開へ動き始めた。乗客が大幅に減り減便していた西日本鉄道(福岡市)は、鉄道と路線バスを通常ダイヤに戻すことを決めた。

 JR大分駅ビル(大分市)の商業施設「アミュプラザおおいた」は14日、全館の営業を18日に再開すると発表した。1カ月ぶり。当面は営業時間を短縮し、感染防止対策を取る。JR九州の主要駅ビルにあるその他のアミュプラザは、長崎が13日に再開し、鹿児島は15日に再開予定。博多は未定だが小倉は週明けの方向で準備を進めている。

 西鉄は「ソラリアプラザ」などの商業施設を5月末まで休業予定だったが、20日から再開する。

 先行して緊急事態宣言が出された福岡県では、多くの大型商業施設が4月上旬から休業し、各百貨店は食品売り場のみ営業中。再開へ準備を進める関係者からは「一気に戻すと人が集まりすぎるのでは」との懸念も聞かれた。

 西鉄の電車2路線(天神大牟田線、貝塚線)は土日祝日に特別減便ダイヤを設定していたが、16日から通常ダイヤに戻す。平日に土曜ダイヤで運行していた路線バスも18日から通常ダイヤとする。高速バスは当面、運休と減便を続けるという。

 JR九州は新幹線、在来線特急と一部の快速・普通で減便ダイヤの運用を継続。緊急事態が解除されてもテレワークの浸透もあり客足がすぐに戻るとはみておらず、広報部は「利用状況を見て運転計画を練る必要がある」としている。(鬼塚淳乃介、仲山美葵、布谷真基)

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