検察「請求証拠を調査」 地裁、弁護団と3者協議 大崎事件第4次再審請求

西日本新聞 社会面 河野 大介

 鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(92)の第4次再審請求審の鹿児島地裁、弁護団、検察側による初の3者協議が14日、同地裁であった。協議は非公開。弁護団によると、弁護側の証拠開示請求に対して検察側は有無を含め「もう一度最初から調査する」との意向を示したという。

 弁護団は第4次請求で、男性の死因や死亡時期に関する救急医による医学鑑定などを新証拠とし、「大崎事件は殺人事件ではない」と主張。男性は遺体で見つかる数日前に側溝に転落する自転車事故を起こしたとされ、弁護団は男性を目撃した人の供述調書などの証拠開示を求めている。

 地裁は、救急医ら鑑定人の尋問も検討する意向を示した。検察側の反論となる意見書の提出期限は10月9日としたという。

 次回協議は8月7日。 (河野大介)

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