筑豊の小中学校6月1日までに再開 運動会中止、夏休みは短縮

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が福岡県内で解除されたのを受け、ほとんどの筑豊地区の自治体も臨時休校している学校の再開日程を決めた。来週にも分散登校を始めた後、今月の最終週や6月1日に本格的に再スタートさせる自治体が多い。遅れた授業を取り戻そうと、運動会中止や夏休みの短縮を決めるところも出てきた。

 小竹町は筑豊の中で最も早い18日に再開する。町教育委員会は当初、分散登校とする方針だったが、校長会で「再開に向けたガイドラインなど準備を整えている」といった一斉登校を求める声が上がり、全員が登校することにした。25日から給食も始める。町教委担当者は「少人数の学校が多いメリットが生きた」と話した。

 分散登校について飯塚市は、小中学校は19、21日に実施。25~29日は一斉登校による午前中授業を行う。これまでは25日の週まで分散登校の方針だったが、緊急事態宣言の解除で授業再開を早めた。

 直方市は20日から、小中ともに分散登校を始める。授業も進める予定で小学生は今月中に計4日、中学生は計5日登校する計画。6月以降は一斉登校となる。

 田川市は宣言解除を受けて、分散登校日を追加した。21、25、27日に登校するグループと22、26、28日に登校するグループをつくり、児童生徒は計3日登校する。感染リスクを抑えるため、いずれも登校より最大3時間をめどに全員を下校させる。全面再開は6月1日の方針で、今月18日の臨時校長会で決める。

 夏休みについて、直方市は8月8~18日の11日間に短縮。飯塚市は1学期を8月上旬までとし、同月下旬に2学期を始める。田川市は夏休み中に小中とも10日間の登校日を設ける方針。

 香春町は教室にエアコンがない学校が多く「猛暑での授業はできず、夏休み短縮にも限度がある」(町教委)ため、短縮幅の決定に向けて頭を悩ませている。

 運動会に関しては、秋に延期する自治体が多いが、飯塚市や嘉麻市は中学校、田川市は小学校を中止。糸田町は小中ともに中止する。

 学校再開を前に、桂川町の大庭公正教育長は「保護者も子どももコロナに対して、まだ不安感が残っている。その払拭(ふっしょく)のため感染防止策を徹底していく」と話した。

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