自粛反映、家庭ごみ増 事業ごみは激減 熊本市

西日本新聞 熊本版 古川 努

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための外出自粛や休業要請が、ごみの排出量にも影響を与えている。熊本市によると、3、4月は前年同月に比べて家庭ごみが増える傾向の一方、企業や飲食店などが出す事業ごみが減少。「ステイホーム」の浸透による生活や行動の変容も垣間見える。

 市がまとめた1日当たり排出量の前年同月との比較では、家庭ごみが全体的に増える中、「紙」が目立つ。3月は33・8%増の353・9トン、4月は45・5%増の343・1トンだった。

 「埋め立てごみ」も3月は14・8%増の19トン、4月は26・7%増の23・3トンと増加率が大きい。「大型ごみ受付件数」は3月が10・6%増の152件、4月が16・3%増の153件。市廃棄物計画課は「古いごみが多いのが特徴。自宅で過ごす時間が増え、掃除や片付けをする機会が増えたのかも」と推測する。

 一つ一つが極めて軽い「容器包装プラスチック」も3、4月は前年より1、2トン増えており、異例という。同課は「現場からの報告では、冷凍食品の袋や、弁当やテークアウトのトレイが増えている」。“コロナ自粛”による食生活の変化もうかがえるという。

 一方、企業や飲食店などが出す事業ごみの処理実績は、3月は微減だったが、4月は7251トンと前年の8333トンから千トン以上減少。事業活動の縮小がくっきりと表れた。(古川努)

熊本県の天気予報

PR

熊本 アクセスランキング

PR

注目のテーマ