「100均にもある」アベノマスクに今さら感 「子の給食当番用に」 (3ページ目)

西日本新聞 社会面 押川 知美 岩崎 さやか 長松院 ゆりか 松永 圭造ウィリアム

 ◆福岡県八女市の農業男性(58) 政府からのマスクはまだ届いていない。通販サイトで買った50枚入り1980円の中国製のマスクや、手作りの布マスクを使い回している。しかし中国製のマスクは、日本製とは製品規格が違うことを知り、効果に疑問を抱いている。

 政府の布マスク配布は「不必要だった」と話す。「医療関係の人は週に2枚配布されるマスクを使い回していると聞いた。そのような本当に必要な人のために回すべきなのではないか」と話す。

 ◆北九州市小倉北区の会社員男性(59) 新型コロナウイルスの感染拡大でも自分の仕事には支障はなく、マスクに関しても、不満は特にない。「知り合いの障がい者施設では、アルコール消毒液が足りないという声も聞いた」

 ◆福岡県太宰府市の無職男性(75) 親戚に頼んで4月末に福岡市で買ってもらったマスク約150枚があるので、今はマスクに困っていないが、政府の布マスク配布については苦言を呈す。「マスク配布案を出した時から、必要性ないと思っていた。今回のコロナ騒ぎで人気取りをしようとしているように見える」

 ◆福岡市西区の障がい者施設職員男性(60) 「妻と2人で、孫たちの分なども含め50~60枚くらい布マスクを作った。手作りの方が使いやすい」。政府から医療従事者1人につき1枚配布されたマスクについても不必要だと感じている。

 今は、マスクよりアルコール消毒液がなくて困っている。「ここ最近、ハイターを薄めて使ったりしているが、肌が荒れてしまう。やはり、手肌に使える消毒液の方がいい」と仕方なくそうせざるを得ない状況を明かした。

 ◆福岡県久留米市の公務員女性(35) 「子どもがその時にしか経験できないことができなくなっていくことが、かわいそう」。今年の春、中学校に入学した息子の入学式もまだ行われておらず、小学5年生の子は野球チームに所属しているが、練習も試合も中止のまま。「外にも出られず、学校にも行けていない状況が続き、子どもたちも気付かぬ間にストレスがたまっているのでは」。

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