「100均にもある」アベノマスクに今さら感 「子の給食当番用に」 (5ページ目)

西日本新聞 社会面 押川 知美 岩崎 さやか 長松院 ゆりか 松永 圭造ウィリアム

 ◆福岡県内の50代女性 3月後半から約1カ月の間、開店前からドラッグストアの列に並んだり、両親が通うデイサービスで職員の方から配給してもらったりしてマスクを相当数確保した。政府の布マスクは使用するつもりはない。

 特別疾患のある父親に感染させないために、自分たちは家族で連係して必死にマスクを確保した。「個人でこれだけのことをやれるのに、2枚配るのにどれだけ時間がかかるのか」

 ◆福岡県久留米市の団体職員女性(46) 新型コロナウイルス感染拡大の前から120枚の紙マスクを備蓄していた。洗濯しながら1週間で1枚ずつ使っている。東京にいる娘にはそのうちの40枚を送った。40枚は未使用で残っている。近所では高齢者が布マスクを近隣の子どもがいる家庭に配っている光景を見る。「いまさら布マスクが来ても意味がない。布で感染が予防できるか不安なので、届いた布マスクは使わない」

 ◆北九州市の無職女性(67) 歩行障害があるため、新型コロナウイルス流行前から外出は最小限にしている。食料品は訪問販売サービスを利用して購入。マスクは備蓄がある。外出は数時間の食料品や日用品の買い物だけのため、1枚のマスクを繰り返し使うことも。元医療従事者として「マスクを配布するお金でPCR検査の数をもっと増やしてほしい」。

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