「平和を考えるきっかけに」 高校生平和大使がオンライン会議

西日本新聞 長崎・佐世保版 野村 大輔

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、核兵器廃絶を求める署名活動を中断している全国の高校生平和大使が17日、インターネットによるオンライン会議を初開催し、意見交換した。終息時期が依然見通せない中、今後はオンラインを活用した新たな手法で平和を発信する機会を模索する。

 平和大使の活動は、普段地元の繁華街などで集めている署名に加え、4月から核拡散防止条約(NPT)再検討会議が予定されていた米ニューヨークなどへの海外派遣や、長崎を訪れる修学旅行生との交流事業が相次いで中止となっている。

 この日の会議は試験的な取り組み。長崎や広島、岩手など全国6地域の大使7人が感染拡大の影響や日ごろの活動をそれぞれ報告した。24日には全国の中高生が参加する会議を再び開くことを確認し、インターネットを用いて大使たちが平和への思いを語るインタビューも今後予定する。

 現在も署名活動を再開する見通しは立っていない。長崎県立長崎北陽台高3年の田平彩乃さん(17)は「オンラインでも対話を重視して平和を考えるきっかけをつくりたい」と話した。(野村大輔)

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