小惑星りゅうぐうが「日焼け」しているそうだ…

 小惑星りゅうぐうが「日焼け」しているそうだ。探査機はやぶさ2の調査で、表面に黒っぽく変質している部分があることが分かった。太陽の熱をいっぱいに浴びたため。かつては今よりもずっと太陽に近い軌道を周回していたようだ

▼日焼けといえば、運動会が近づくと、子どもたちは練習で真っ黒になる。近年は5、6月の開催も増え、この時季は元気な小麦色を見掛けることも多いのだが、ことしは…

▼緊急事態が解除され、九州でも学校が順次、再開される。ただ、運動部の活動や運動会はまだ難しい。外出自粛の生活で、陽光をいっぱいに浴びる機会も減っていよう。かつての日常を早く取り戻したいが、まだ気は緩められない

▼友達と外で遊べない子どもたちは、ゲームや会員制交流サイト(SNS)に没頭してはいないか。後に「コロナ世代」と否定的に呼ばれるような負の影響が残らないか気に掛かる。時間を持て余すのなら、本や雑誌や新聞を手に取ってほしい。触れることのなかった知識をいっぱいに浴びて「活字焼け」するチャンスだ

▼コロナ禍が収束した後は社会も変容していよう。在宅での勤務や学習が当たり前になるかもしれない。働き方が変わって家族と過ごす時間が増えたり、通勤ラッシュや渋滞が緩和されたりするのは歓迎だ

▼そのときには言われようか。人々はかつて、今よりもずっと会社や学校の近くを周回していた、と。

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