ニイニイゼミ 「裏声」は意図的のよう

西日本新聞 こども面

 九州ではニイニイゼミがそろそろ鳴き始める季節になりました。あまり変化のないジージーというだけの声なのですが、よく聞いていると、同じ声でもときどき裏声のように変化するのが分かります。最初その鳴き声は、風の向きによってそのように聞こえるのだろうと思っていましたが、そうではなく、意図的にそのような鳴き方をしているようです。

 鳴いているのはオスで、交尾するために鳴いてメスを呼んでいるのです。鳴き声といっても口から出している声ではなく、腹のところに付いている発音膜から出しています。成虫の寿命はだいたい半月くらいと言われていますが、幼虫はなんと暗い土の中で樹の根の汁を吸って3年も4年も過ごしているのです。

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