音楽には力があると痛感した。コロナ禍で苦境にあえぐ地元ライブハウス…

西日本新聞 社会面 木村 貴之

 音楽には力があると痛感した。コロナ禍で苦境にあえぐ地元ライブハウスを支援しようと、福岡市を拠点に繰り広げられたのは、クラウドファンディングで義援金を募る運動。4月1日に始まった運動は月末の期限直前、目標額に達した。

 発起人は、同市で活動するジャズ歌手チバマサミさん。市内約60店向けに、目標額は「救済」にちなんで931万円に。福岡ゆかりのロックギタリスト鮎川誠さんが協力し、疫病退散の妖怪「アマビエ」の自作イラストを提供。運動は会員制交流サイト(SNS)で全国に広がった。

 鮎川さん人気や妖怪画の効果もあるのだろうが、力の源泉はチバさんの行動力に尽きる。コロナ対策の給付金は条件付き30万円から全国民一律10万円に一転し、全世帯に配る布マスクは不良品回収が続発-。迷走する政府の対策の一方で、スピードを持って目標を達成したチバさん。たいしたものだ。 (木村貴之)

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