唐津の「よかもん」ネットでお届け セレクト店開設 第1弾は唐津焼 

西日本新聞 夕刊 野村 創

 新型コロナウイルスの影響で佐賀県唐津市への旅行や訪問を控えている人たちに、唐津の特産品を自宅で堪能してもらおうと、同市のゲストハウス「少女まんが館Saga」の館主、池田愛子さん(40)が、セレクトショップ「唐津のよかもんや」をインターネット上に開設した。第1弾として「おうち時間を豊かにするうつわたち」をテーマに唐津焼の食器類を販売しており、売れ行きも好調だ。

 同館は新型コロナの影響で3月末に休館。光熱費などの維持費を賄うためネット上で寄付を募る「クラウドファンディング(CF)」を実施したところ、全国から150万円以上の寄付が集まった。

 「唐津に戻りたい」「唐津は心の故郷」。寄付してくれた人のメッセージを見て、「唐津ロスになっている人も多い」と実感した。「第二の故郷として唐津を愛してくださる人や唐津を知りたい人に、よかもんを紹介したい」とセレクトショップの開設を決断。ゴールデンウイークに市中心部で予定されていた「唐津やきもん祭り」が中止となり、残念に感じている人も多いと考え、第1弾に唐津焼の食器を取り上げた。

 「おひとりさまの幸せごはん」「晩酌をあなたと」などをテーマに、池田さんが知人の9窯元の作品から女性目線で選んだ食器23セット(1万1千円~)を販売。食器や鉢など何が当たるか分からない「バーチャル焼き物ガチャ」20点(千円と2千円)も売り出した。9日に始め、既に売り切れた商品もあるという。

 唐津焼は5月末まで販売予定。今後は唐津の食材やコスメティックなどを販売する計画という。池田さんは「唐津に来たくても来ることができない人と唐津をつなぐ役割を担えれば」と話す。「唐津のよかもんや」のサイトは少女まんが館Sagaのホームページから入ることができる。 (野村創)

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