熊本県が困窮学生に5万円給付 馬肉生産者の支援も

西日本新聞 熊本版 壇 知里

 熊本県は20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済的に困窮する大学生や専門学校生らを対象に1人5万円を給付すると発表した。このほか、馬肉生産者への支援策なども盛り込んだ新型コロナ対策費91億円を増額する本年度一般会計補正予算を編成し、同日専決処分した。

 困窮学生への給付金には、再春館製薬所(益城町)からの寄付金など2億1800万円を確保。住民税非課税世帯で、県内の高校を卒業または県内の大学・専門学校などに通う学生が対象。県は4千人程度を想定している。国の現金給付(1人最大20万円)とは別に受け取れる。受け付け開始の27日、申請書類をホームページに掲載する。

 国の販促支援事業から漏れた馬肉生産者向けの支援策として、4100万円を計上。外出自粛や休業要請の影響で在庫がたまった業者が、保管料などに充当できる。今月中にも支援額など詳細を決める。

 感染の「第2波」への備えとして、感染の疑いがある人を乗せられるよう、間仕切りなどタクシーの感染防止措置にかかる経費の支援に600万円を充てる。県内では感染者を乗せたタクシーの運転手の感染確認例もあり、対策が必要と判断した。県タクシー協会と調整中で、県全域で約30台整備する予定。

 このほか、中小企業への融資拡充分79億円▽タクシーを活用した宅配サービス促進事業3千万円▽子ども食堂の感染対策支援1500万円-など。今回の専決処分に伴い、本年度の一般会計総額は7551億円となった。

(壇知里)

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