おうち時間と飲食店応援します うきは市の酒蔵や市民ら取り組み

西日本新聞 筑後版 糸山 信

 緊急事態宣言は解除されても、市民のステイホームを応援します-。福岡県うきは市で16、17日、地元酒蔵が人気飲食店などと連携したドライブスルー方式の「晩酌セット」販売と、市民ボランティアによる飲食店の料理の無料宅配サービスが、それぞれ行われた。

 市内の酒造会社「いそのさわ」は16日夕、自社の日本酒と近くの飲食店などが厳選したおつまみのセットを販売した。開始前から車が次々と訪れ、準備した20セットは程なく完売した。

 同社や飲食店主でつくる「辰巳会」が初めて企画。夏の蔵出し生酒(4合瓶)に、焼き鳥や厚焼き卵、地元の新鮮ミニトマトなど各店、生産者の自慢の品をそろえた。地元スーパーの商品券も付けて、7千円相当を5千円で販売した。

 企画した同社の高木亮三朗取締役は「ドライブスルーは待ち時間が短いのが利点だ。新型コロナウイルス対策で不便な時期は続く。魅力的なうきはのグルメを手軽に届けられたのではないか」。今後の開催も前向きに検討するという。

   ■    ■

 宅配サービスは市内の飲食店の持ち帰りメニューをまとめたサイト「UKIHAテイクアウト&デリバリー」掲載店の一部料理が対象。

 サイトを制作した地域おこし会社「うきはの宝株式会社」の大熊充社長が呼び掛け、ボランティアの市民18人が集まった。

 17日昼にマスクと手袋姿の9人が研修を兼ねて初めて配達。店で受け取って引き渡すまで極力料理に触れないことや、配達中に料理が片寄らない丁寧な運び方などを確認した。この日は計10軒に料理を届けた。

 注文は毎週日曜の昼と夜に受ける。サイトで空き具合を見て配達時間を確定、店に電話注文する。配達料は無料。大熊社長は「飲食店と、外出を控える人を応援したい。ボランティア頼りで大々的には難しいが長く続けたい」と意気込む。

 サイト=https://ukiha-takeout.com/

(糸山信)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ