ハウステンボス想定外の「密」 県内客限定で再開、行列400メートル

西日本新聞 長崎・佐世保版 宮崎 省三

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、長崎県内客限定で一部営業を再開した佐世保市のハウステンボス(HTB)が、想定以上の来園客でにぎわっている。日曜の17日は入場口に向かって長い列ができ、「5時間待ち」と案内する飲食店もあった。HTBは「一時的に密な状態が発生した」として、今週末に向けて対策を取る。

 HTBによると、再開初日の16日は雨の影響などで約千人の来園にとどまったが、天候が回復した17日は5千人以上が訪れた。平日も2千人を超える日があった。緊急事態宣言が解除されて外出する人が増えたことや、大人1日千円の格安な入場料が呼び水になったとみられる。

 HTBは来園客が密接しないように、入場口から約150メートルにわたり、立ち止まる位置の目印を1・5メートル間隔で付けていたが、17日正午ごろはJRハウステンボス駅そばの橋付近まで400メートル近い行列ができた。

 園内はレストランや土産物販売など2、3割の店だけが営業していたが、一部の飲食店に客が集中。約40組が予約の名前を連ね、待ち時間は5時間以上と案内する店もあった。

 今週末の混雑を緩和するため、HTBは入場口近くの目印を2列にしたり、休業中のテナントに営業再開を打診したりしている。担当者は「これほど多くの人が来るとは思っていなかった。安全に来ていただけるように万全を期したい」と話している。(宮崎省三)

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