佐賀空港、19年度の利用客73万人 8年ぶりの減少

西日本新聞 佐賀版 金子 晋輔

 佐賀空港の利用者は2019年度に73万976人となり、過去最多の前年度から8万8048人減少した。訪日外国人客(インバウンド)需要を背景に18年度まで6年連続で過去最多を更新してきたが、19年度は日韓関係の悪化によるソウル線の運休が響き、新型コロナウイルス感染拡大で国際線の運休も相次いで、8年ぶりの減少となった。

 佐賀県空港課によると、国際線利用者は19年度に14万9549人となり、前年度に比べて8万374人減少。19年8月から運休するソウル線が3万4841人で、前年度より9万263人も落ち込んだ。19年5月運休の大邱線は5428人(前年度比198人増)、19年8月運休の釜山線は1万5320人(同836人増)で、いずれも微増だった。

 今年に入ると新型コロナの影響で運航の見合わせが相次いだ。19年10月に就航し、20年1月から運休している西安線は1万103人。同2月運休の上海線は5万5674人で、前年度に比べて3440人増えたものの、3月運休の台北線は2万7366人に落ち込み、前年度より5477人減った。

 国内線利用者は58万1427人で、前年度比で7674人減少。羽田線が45万7041人(同2万4189人減)、成田線が12万4386人(同1万6515人増)だった。

 チャーター便は817人(同789人増)だった。

 新型コロナウイルスの影響で20年度4月は全ての国際線が運休し、堅調だった国内2路線も減便となり、利用者数は1カ月単位で過去最低となる3688人にとどまった。県空港課は20年度の利用者の見込みについて「新型コロナが終息せず、航空需要が回復するか見通せない」としている。 (金子晋輔)

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