【動画あり】コロナに負けるな!社会福祉現場にエール 職員らが動画

西日本新聞 ふくおか版 後藤 潔貴

 新型コロナウイルス感染禍の中、全国の社会福祉現場で働く人たちを勇気づけようと、従事する若手職員たちが応援動画「コロナに負けるな!社会福祉!」をインターネットで公開している。動画を作成したのは福岡、石川、宮城、大阪、京都、山口各府県の若手職員たちで、昨年、全国表彰された「社会福祉ヒーローズ」の7人。「社会福祉に関わるみなさん。もうしばらくの間、みんなで支え合って頑張っていきましょう」と呼び掛けている。

 高齢者や障害者、乳幼児たちを世話する社会福祉の現場で働く職員らは、新型コロナウイルス感染に緊張を迫られている。休業はしにくく、世話をするための密着は避けられず、万が一、感染が広がれば、命の問題に直結するからだ。

 風評被害もある中、7人はテレビ会議システムで話し合い、一般の人たちに現場の努力を知ってもらい、働く人たちには励ましになる動画を発信することにした。各現場で撮影し、約3分間の動画にまとめた。

 画面から伝わるのは、マスクやフェースガードで感染防止策を取りながらの歩行訓練や車椅子補助、園児の世話、来所できない利用者とのオンライン交流、こまめな手洗いや消毒、検温の実施、足りないマスクの手作り風景といった、奮闘の様子だ。福岡県志免町の「柚(ゆず)の木福祉会」の職員と利用者たちも登場している。

 バックに流れる音楽は、映画「ロッキー」のテーマ曲。何度も立ち上がる主人公の不屈の闘志が、社会福祉現場で踏ん張る職員たちを鼓舞するかのようだ。視覚障害などの重複障害がある人たちが演奏した。

 7人のうちの1人は「社会福祉の仕事は、利用者の『変わらない毎日』を守り続けること。みんなで元気を出し合って、この難局を乗り切りたい」と話している。(後藤潔貴)

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