熊本総局時代、知り合った熊本市の方から猫を譲ってもらった…

西日本新聞 社会面 庭木 香充

 熊本総局時代、知り合った熊本市の方から猫を譲ってもらった。自分で飼いたいのだが、転勤族で賃貸物件に暮らす身であることを考え、実家がある佐賀県武雄市で両親に育ててもらっている。熊本地震(2016年4月)が起きる少し前に誕生。生まれて間もない猫と数日過ごした後、車で両親の元に届けた。

 猫が好きで、少年時代(1970年代後半~80年代)は路傍や空き地に捨てられた子猫を拾っては家に連れ帰り、両親や、今は亡き祖父母に許しを請うて育てた。熊本で授かった猫は4歳を過ぎた。人でいえば30代か。愛らしい姿としぐさで、高齢の両親を癒やしてくれている。

 現在、私は福岡市の本社勤務。新型コロナウイルス感染症への対策として、実家に顔を出すのを控えている。多くの人がこうしたもどかしさを抱え、何らかの我慢をしながら感染症の脅威と闘っているのだろう。両親と猫へ、思いが巡る。 (庭木香充)

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