再転院先、見つからず焦り 連載・霹靂の日々【26】大島一樹

西日本新聞 くらし面

 11月、オクサンの再びの転院は慢性期の病院へ。急性期は久留米、回復期は由布院。そして今度はどんな病院になるのか不安でした。

 由布院のソーシャルワーカー(SW)さんは「福岡や佐賀の病院に詳しくないので、こちらでも当たってみますが、ご自分でも探してみてくださいね」とのこと。治療のことも含め、本格的に自分でいろいろ調べだすきっかけになりました。当初はほとんど知識がなく、回復期や慢性期がどんなものかさえよく分からなかったのです。

 転院の期限は12月初旬。あまり時間がなく、少し焦り気味でした。由布院が遠かったこともあり、できるだけ近い病院が第一。またリハビリができるところを希望しました。

 慢性期は当然、入院が長くなることが予想されます。由布院では、理学療法士さんや作業療法士さんから毎日1時間以上マッサージなどをしていただいており、それが途切れることで、回復が難しくなるのでは、と考えたからです。

 インターネットで病院を探し、電話をかける日々が始まりました。初めは右も左も分からず、電話してみると回復期しか受け入れていない病院だったことも。

 期限が少しずつ迫り、心が折れそうになっていたとき、由布院のSWさんから「鳥栖市に一つ見つかりました」との連絡。お話を聞いてみると、リハビリもできそうだったので、少し光が見え、ホッとしました。 (音楽プロデューサー、佐賀県みやき町)

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