「初めて聞いた」パックの卵、全10個が二黄卵 珍現象に「縁起いい」

西日本新聞 ふくおか版 石黒 雅史

 福岡県行橋市の山根千景さん(64)が今月半ばに市内のスーパーで買った10個入りパックの卵が、すべて二黄卵だった。出荷した平野養鶏場(筑前町)の職員でも「初めて聞いた」という珍現象らしく、山根さんは「縁起がいい」と喜んでいる。

 日本養鶏協会(東京)などによると、産卵初期の若鶏は排卵のリズムが安定せず二黄卵を産む確率が高い。産み始めから1カ月は5%程度、次の1カ月が3%程度。養鶏場は鶏舎の鶏を一斉に入れ替えるため、若鶏だけになった鶏舎からは二黄卵が多く出る。通常の卵より大きいので、サイズをそろえると集まる可能性はあるが、10個もそろう確率は極めて低い。

 約50万羽を飼育する平野養鶏場も毎月3万羽を入れ替えるが、山根さんが購入した商品はサイズをそろえていないので、不思議だという。最初は不安になり養鶏場に電話した山根さんだが、安全だと説明を受け安心して食べたという。「ずっと新型コロナウイルスの暗いニュースばかりなので、明るい話題を楽しんでもらえれば」と話している。 (石黒雅史)

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