北九州市は「第2波の真っただ中」 北橋市長が危機感、対策強化へ

西日本新聞 内田 完爾 野間 あり葉 白波 宏野

小中学校の授業短縮を検討

 新型コロナウイルスの感染者が急増している北九州市の北橋健治市長は29日午前、市感染症対策会議で「第2波の真っただ中にいる」との認識を示した。同市では28日まで6日連続で計43人の感染が確認された。これまで「入り口」としていた表現をさらに強め、対策の強化を強調した。

 北橋市長は「43人中、21人がいまだ感染経路不明。感染者の調査や濃厚接触者のPCR検査を急ぎたい」と述べた。6月1日から通常授業を再開する予定だった市立小中学校などについては、午前中だけに短縮することを検討。現在、屋内の公共観光施設などを中心に43施設が休館しているが、他の屋内施設へ拡大することも検討する。

 28日夜にクラスター(感染者集団)の発生が明らかになった門司メディカルセンター(門司区)や、男子生徒の感染が確認された企救中(小倉南区)では29日朝から、消毒作業などを実施した。

 センターは新規外来、入院、救急患者の受け入れを停止。受診を断られたという山本正倫さん(80)は「別の病院を探すが、次々に感染者が出ているので、どこに行くのも怖い」と漏らした。 (内田完爾、野間あり葉、白波宏野)

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